murakami Labo.

村上研究所

出遅れて 2011年を振り返る

シンクロ少女の舞台は無事終わり、ヒトリシバイナイトvol56はブログで告知する間もなく終わり、ご来場くださった皆様、今更ですがありがとうございました! つーか、やっぱり世の中ツイッターですよ。ブログの書き方忘れましたよ。デザインも少しづつ飽きてきたので、ちょっと変えるかもしれません。気がついたら2012年になってしまっています。皆様、新年明けましておめでとうございます。
 
私にとっての2011年は、舞台の活動がやけに充実していました。ここ数年を振り返った中でも非常に充実した一年でした。客演2本、ひとり芝居のイベントは3本、エキストラ出演が舞台1作品ですか。売れっ子には敵いませんが、私の中では大活躍ではないですか。
逆に舞台以外のことはというと、あまり役者繋がり以外の友人が数少ないんですわね。よからぬことに。3月にネタ収集のため婚活パーティーに行ってきて、ひとりの女性とカップル成立したのと(残念ながらその後全く続かなかったのですが)、8月に東北は陸前高田市にボランティアに行ったのが面白かったですわね。出演の予定がない期間はコリッチを見てひたすら舞台を観ていました。数は数えていませんが絶対百本は超えてると思います。
観た舞台ベスト3はハイバイ『投げられやすい石』、二兎社『シングルマザーズ』、ハイリンド『牡丹燈籠』・・と選んだところで先日観た高田淳子主演の『欲望という名の電車』も捨てがたい。4本ともどれが一位という訳ではなく、順不同。
知り合い出演の舞台ベスト3は劇団チョコレートケーキ『一九一一年』、□字ック『鳥取イヴサンローラン』、ナカゴー『ダッチプロセス』・・この3本もまた全然質が違う舞台ですので順序はなしで。

落語。私は一昨年あたりに立川志の輔さんのCDを聴きだしてから落語好きになりだしたのですが、CDレンタルという聞き方では何故かひとりの噺家さんのをずーっと借り続けるみたいな聴き方をしています。立川志の輔柳家小三治古今亭志ん朝ときたあと上方落語へいって、今年は延々と桂枝雀さんのを聴いておりました。そんななか枝雀師匠のベスト1は(今のところ)『仔猫』という噺です。
さっきまで『饅頭こわい』を聴いていたけど、饅頭こわいで40分近くあるのね。

生で聴いたやつでは、鈴本演芸場できいた扇辰さんの『百川』か、12月29日にきいたさん喬師匠の『三枚起請』・・生ではあまり今年はたくさん行けなかった。たぶんそのぶん舞台を観てました。

今年読んだ本ベスト1はこれ。

あの戦争から遠く離れて―私につながる歴史をたどる旅

あの戦争から遠く離れて―私につながる歴史をたどる旅

中国残留孤児のなかで最初に日本に戻ってきた方のドキュメンタリーが第1部で、そこだけでも充分ドラマチックなドキュメンタリーなんだけど、その後、その娘(この本の筆者)が中国に留学して父がお世話になった人に会いに行く第2部がまた面白いんですよ。お薦めです。

というような文章を書いていますが、やっぱりインパクトが大きかった出来事は舞台関係で数多くの素敵な方々に出会えたことです。去年は特に恵まれてました。今年もよい出会いに恵まれますように。