murakami Labo.

村上研究所

公演無事終了

『サンダードール』無事、終了しました!
ご来場くださった方々、役者メンバー、スタッフの方々、作・演出の笹木さん、
本当にありがとうございました!
 
3月トノチョ’の『ミセモノ』といい今回の『サンダードール』といい、集まった役者がいい人たちばかりなのだ。上から下にものを言うような感じの人がいない。みんな同じ目の高さで考えている。これが凄い。もちろん技術も大事だけど、それよりも役者どうしの人間関係が現れるはず。同じものを創っているメンバーの協力関係が強くなればなるほど、役者の経験が浅くても凄いものができるはず! という期待があって、あのDMのメッセージになりました。

ちょっと前に読んだ箱根駅伝の小説のなかに、長距離ランナーの最高の誉め言葉は「速い」ではなく「強い」である、というような文章があった。速さだけでは長い距離を走りぬくことはできない。レース展開、体調、天候、そういったものをトータルに考えられてなんぼじゃよ。というような内容だったと思う。
舞台も一緒で、ひとりが面白くてもだめ。全員で面白くなくちゃいけないのです。

というようなことを考えた公演でした。
観に来ていただいたお客様、本当にありがとうございました!