稽古が始まった
先週火曜日からなのだが、トノチョ’の10月末の公演『宇宙にタッチ』の稽古が始まった。
私は出演しませんが、演出手伝いの立場で手伝っています。
それから12月に、私が出演する予定の公演があって、こちらも稽古が日曜から始まるはず。
こっちは公演が12月なのに、9月から稽古が週3回とか4回とか、けっこう稽古するのだ。
そして何故か知らんが、2劇団の稽古日程が2週間のうち1日しかバッティングしなかった。
これから12月までは延々と忙しくなるぜ。
我ながら語尾に「ぜ」は似合わないぜ。
米原万里著『打ちのめされるようなすごい本』で紹介されていた本から、読みたくなった本を読んでいこうとして、小説3冊、読んだ。
1冊目、恩田陸著『ドミノ』!
- 作者: 恩田陸
- 出版社/メーカー: KADOKAWA/角川書店
- 発売日: 2004/01/01
- メディア: 文庫
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恩田陸、初めて読む。300ページ弱の小説で、登場人物が27人!(+1匹!) 複数の話が並行しながらも最後にはひとつに絡み合うパターンの小説はこれまで読んだことがあるけど、これはすげー。何重になってんだこれ! 27人もいたら覚えられないんじゃないの? という心配はご無用。全員のキャラがしっかり描かれているから大丈夫。これは映画になって欲しい。
2冊目、奥田英郎著『イン・ザ・プール』!
- 作者: 奥田英朗
- 出版社/メーカー: 文藝春秋
- 発売日: 2006/03/10
- メディア: 文庫
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3冊目、奥田英郎著『空中ブランコ』!
- 作者: 奥田英朗
- 出版社/メーカー: 文藝春秋
- 発売日: 2004/04/24
- メディア: 単行本
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この本の最後の「女流作家」という短編の終わり方もすごく良かった。
という訳ですっかり奥田英郎のファンになってしまったのだった。