murakami Labo.

村上研究所

菊地成孔!

先週2月14日号の「R25http://r25.jp/)」ロングインタビューが菊池成孔氏だった。
菊地成孔氏の名前は、このCDを買ってたので知ってた。
 

cure jazz

cure jazz

 
このCDはなかなか良いCDで、先日の舞台「ナルシグナル」の開演前にかかってました。てな程度の興味だったのだがR25の誌面の顔写真を見て惚れた(ホモじゃないよ)。記事を読むうちに、「この人かっこいい!」と思うようになってしまい、ちょっと前にツタヤの視聴コーナーで見かけたこの人のジャズのCDを欲しくなってしまい即購入。その“革命はコンピューター化されない”という題名のアルバムを繰り返し聴きこみーの(最初はよくわからなかったけど何度も聴き込んで良さがわかるような気がしてきた)、R25のインタビュー記事を熟読しーの、公式サイトの菊地氏のブログも読みーの、どんどんこの方の魅力にはまっていった。ブログの文章が面白すぎる。
中学生のときに16歳年上の兄のレコードを聴きマニアックな雑誌を読んで育ったという。この状況は私もちょっと似た境遇で、私の場合は11歳年上の兄がいて、中学生のときに兄の部屋で佐野元春やらサザンオールスターズやら松任谷由実やら中島みゆきのCDを聴いて育った。兄から小説、文庫本を薦められてそれを順番に読みまくるというような生活をしていました。最初に薦められたのはロバート・B・ハインライン夏への扉』という小説ですよ、これは今読んでも傑作だと思う。音楽でいうとしかし当時はバンドブームでユニコーンとかジュンスカとかが流行っていたが、あまのじゃくな私はそういう流行に素直に乗れず。ブルーハーツも流行ってたけど何で当時素直に聞かなかったんだ馬鹿馬鹿馬鹿! それでしかしユーミンを聴けたのだから良いことである。
でもってしかし菊地氏である。
ジャズ。
cure jazz」のほうはわかり易かったけど、「ダブ・セクステッド」のほうは正直最初に聴いたときはよくわからなかった。私のほうは高校生のときに吹奏楽部に入って『モ・ベター・ブルース』という映画を観て一時期ジャズファンになっていたのですが、ジャズ好きは1年か2年で終わってしまって、もうひとりの兄が高校生の私にプリンスのCDを買ってプレゼントしてくれて、そこから一気にまた自分の音楽の好みが変わってしまった訳です。
ここに至ってまたジャズを聴くことになるとは思っていなかった。
ライブ行きてえ。大人の階段上りたいです。
 
菊地氏のブログをみて、チャット・ベイカーの「マイ・ファニー・バレンタイン」をツタヤで借りて聴いてみた。うーむ大人の音楽ですよ。
同じくブログの「歌舞伎町でおすすめのランチを教えてください」の回答にあったお店、風林会館1Fのパリジェンヌというお店にも行きましたよ。さっき。ランチじゃないけど。
ファミレスみたいな店で、男1人でも普通に入れます。ただしお客さんのカタギ率0%。らしいです。別の筋の情報によると昔は店内でバリバリ殺傷事件が発生してたらしいです。改装されてからはそうでもなくなったとのこと。てな店に行ってみて、さすがに0%というのは嘘でした。10%くらいかな。カタギが。自分の隣りの席はおそらく左が大衆演劇のプロデューサーさん、右が風俗店の経営者さん。店の中よりも、そこに辿りつくまでの道のりのほうが怖かった。