murakami Labo.

村上研究所

日々のこと

その後、THE SHAMPOO HAT公演『葡萄』を観て(今までのシャンプーの中で一番好き)、数年前にお世話になっていた劇団の座長のライブ公演を観て、映画『闇の子供たち』を観て(これはよろしくない。どこまで事実なんだか)、本を読んで・・そういう生活をしております。
先週からトノチョ’公演向けの稽古が始まった。自分は出ないのですが演出助手をやります。
そして12月頭のヒトリシバイナイトもまた出演させて頂きます!
地味な生活ながらに次の台本を読みつつ、ひとり芝居のネタを考えつつ、本を読む日々だ。
 
土日で『勝間和代の日本を変えよう』を読んだ。

勝間和代の日本を変えよう Lifehacking Japan

勝間和代の日本を変えよう Lifehacking Japan

現代日本の抱える問題を分析し、少しづつ出来る範囲から変えていきましょうという、ざっくりまとめるとそんな本だ。今までこの人の本は2冊読んでてどれも面白かった。すらすらと読めるようでいて内容は濃い。消化するのに時間がかかるというか・・こちら側が具体的にアクションしなければ読んだことにならないように思った。西原理恵子さんとの対談がおもしろい。西原理恵子さんが「(世の中の矛盾や問題などを、暗い形ではなく)なるべく面白おかしく描きたい」というような内容の発言をしていて、それがすごく印象に残った。

生物と無生物のあいだ (講談社現代新書)

生物と無生物のあいだ (講談社現代新書)

その前に福岡伸一著『生物と無生物のあいだ』という本を読んでいた。大学は生物専門だったのでその知識を思い出しつつ。DNAの特徴や物理的性質、生物学の研究者や研究方法をストーリー仕立てで説明した本だ。ストーリー仕立てのところがやたらに面白い。ワトソンとクリックという人がDNAの構造を論文に発表してノーベル賞を取ったのだが、その2人の前に隠れた功労者がいた! という話がとても好きだ。歴史のかげに隠れた人物に光を当てているのがいい。
そして小説も買ったり読んだりしているのだが、読まないでいるのが溜まってしまってる・・そのなかに向田邦子の短編集があってまずはそれから読もう。

雑誌『ナショナルジオグラフィック』を始めて購入。自然の写真がいっぱいあって和みます。素晴らしい。