murakami Labo.

村上研究所

今日の鈴本

今週は土日と久々に友達の舞台を続けて観て、映画『NINE』を観て、今日の晩仕事の後に鈴本演芸場に行ってきた。夜の部。いまだに17時20分からは続けてみたことがない夜の部。
寄席は何度も行ってると当たりのときと外れのときがあるものですが、今日のは大当たり。お客さんの数はほどほどで、土日とか人気落語家さんの出る回と比べたらどうしても盛り上がりには欠けるけど、いやいや凄くいいもの聴いた。
入船亭扇遊師匠がすごくよかった。師匠の名前は知らなかった。演目は自分もよく知っている噺だったけど、演る人によってこんなに違うのか! 寄席って、噺の長さも制約があるだろうし、どうしてもトリ以外だったら軽くなってしまうんじゃないかと思ってたけど、そうとも限らないんだなーと思った。終わった後、客席の拍手の音量が少ないのが、もうむきーっ! てなるくらい。
続いて仲入り後、漫才があって、古今亭菊之丞師匠。俺、大好きなんですこの人。
まくらが、若い女性のお客さんが、絶世の美人か、そうでないかの2種類である、みたいな話をしてたので、「あれか? あれくるか!?」と噺をひそかに予想してましたが、予想どおりの噺で、これまた気持ちいい。しかし何つーか、何度も聴いたことがある噺なのにやっぱり笑えるってのは、凄い、本当に凄い。江戸時代くらいから同じ噺が繰り返し繰り返し、刷新されつつ続いていて、なおかつ笑えるって凄いことだ。
だがしかし、今日は月曜だからかもしれないけど、客席の自分の周りはおじいちゃんしかいなかった。若い女性も少しはいましたけど。全体でみたら少数派だ。うーむ。
とりあえず菊之丞師匠は落語会を調べて行くの決定。