murakami Labo.

村上研究所

2011年がはじまった

ご無沙汰しております。
新年明けましておめでとうございます。
今年も何とぞ。

元気でやっとります。
12月のひとり芝居も無事終わり、もう1か月以上も経ってしまいましたが、ご来場くださった皆さま、ありがとうございました! その後しばらくの間は昼の仕事がそれ成りに忙しく、かといって健康を損なうでもなく、年末年始は実家に帰省し、年初に東京に戻ったらやはり昼間の仕事が忙しく。というか相変わらずすぎて、どんな文章をどう書いたら分からずブログ放置状態でした。ちまちまと書いていこう。

1月、2月は知り合いの方の芝居が鬼のように重なっているのだ。たぶん全部は行けませんが。面白かった芝居はここに書こう。本も大量に買い込んでしまった。果たして読めるのか。そして今年はなるべく映画を観たい。そんな心境である。
 

年末実家で読み終えた本。新書でカラーで、写真が数多く載っていて見た目が楽しい。そしてロケットの仕組みや技術的な詳細も意外と読みやすく、淡々とした文章なのにやはり人間ドラマがあるのだ。泣ける。
 
ショパン――花束の中に隠された大砲 (岩波ジュニア新書)

ショパン――花束の中に隠された大砲 (岩波ジュニア新書)

去年が生誕200年だったらしいショパンの評伝。ショパンの、というよりポーランドの歴史が知ることができてよかった。歴史だけの記述だと味気無かったりするものだけど、耳にしたことがある作曲家の人生を追いつつその人の人生が歴史や社会とリンクしている。著者は日本生まれの在日韓国人で、著者あとがきで著者自身のことについても触れられている。
 
「怖い絵」で人間を読む (生活人新書)

「怖い絵」で人間を読む (生活人新書)

書店に行くとたいてい平積みにされている本だ。おそらく売れているに違いない。表紙が怖い。
絵をテーマに画家や歴史上の事件のことが描かれるが、やはり個人的にいちばん怖かったのは最初の章の近親で婚姻を重ねるハプスブルグ家の話だ。解説を通さないで絵だけを見ても、一見して何でもないように見えて、なんか変な雰囲気があるのだ。
 
……てな感じで今年もよろしくお願いいたします!