murakami Labo.

村上研究所

いよいよ年の瀬で

12月は忘年会があったり、仲のよい友達から誘われたり、仲良くなりたかった友達から誘われたり(!)して呑む機会が多かったのですが、振り返るに今年は仲間に恵まれた、自分の味方をしてくれる人が増えた一年でした。単に人数で言っても増えたけど、以前から付き合いのある人でもますます関係を深くすることができたような気がします。
ずっと前から、自分が芝居をやるモチベーションは「舞台をあまりみたことのない人をお客さんにして舞台好きにしたい」という思いがあって、例えば過去に共演した役者さんが観にくるよりも、昼間一緒に働いている職場の人が観にきてくれたほうが嬉しいのです。小劇場の舞台は特に狭いというか、特定の小劇場ファン向けになっている傾向にあると思うので・・という目標は今年ヒトリシバイナイトに出られたし、職場の方々もたくさん観に来られたので、自分なりに合格点をつけてしまおう。次の目標は「映画に出る」だ。短編の映画には出たことがあるけれど、映画ではオーディションを通ったような経験はないのです。
目標その2、「大物に会う」だ。こないだのオーディションで監督に言われた。なるべく大物にたくさん会ったほうがいい、と。その監督はやっぱりちょっと違うオーラがあったし。
目標のその3が「インプットを多くする」、本や映画を今までの10倍くらいのペースで観て、演技の引き出しや想像力やら、いろいろ鍛えよう。
その4が「自分の芯をもつ。」という抽象的なことで(あーなんか書いてて恥ずかしくなってきた)なんでこんなことを思いついたかと言うと、こないだのダンスの稽古でターンの練習があって、ターンのときは自分の身体の中心(芯)をしっかり意識しなければいけない。その芯は、その日の気持ちや体調によって日々刻々と変わるものだ。だからターンの前の準備段階で、はやく自分の芯を身体で見つけなさい。というアドバイスがあって、まあそれは純粋にダンスのためのアドバイスだったのですが、自分はそれを深読みして自分の人生の問題として考えてみよう。自分は役者だったり、演出助手だったり、昼間はプログラマーをしていたりするけど芯は何だろう。単に目の前にある与えられた仕事をやるし、それで感謝はされるし、それは楽しく幸せなことなのですが、結局は何をやりたいんだろう。というようなことを、ちょっと避けて通ってきた部分があった。うーむ、なんつーかこの年齢で自分の芯がないというのも、とても恥ずかしいことのような気がしますが、ないんだからしようがない。あるのかもしれないけど、自分で説明できないので。

今日はメロン記念日コンサートに行って、その帰りゴゴッゴーさんとマナティさんで新宿三丁目のホルモン居酒屋でのむ。コンサートはすんげー楽しかったですわ。手を振って踊るようになってしまった。メロンは楽しい曲が多いですね。
 
そして私は明日実家に帰ります。1月4日まで帰省の予定です。
皆さん、今年もありがとうございました! よいお年を。