murakami Labo.

村上研究所

3日連続で落語を聴きに行ってしまった

土曜は舞台2本。
 
日曜昼に前週に入ることができなかった舞台、シス・カンパニー『叔母との旅』千秋楽に無事入ることができた。私の席の斜め前に演出の松村武さん、隣りが、確認したわけではないですが、たぶんシス・カンパニー代表取締役北村明子さん。ちょっと遠くのほうに八嶋智人さんもいらした。
そんな舞台の感想は、はなはだアバウトなものではありますが、段田安則さんと高橋克実さんがかっこよかった・・そんな感想でいいんじゃないか、細かいところにツッコミ入れるより、楽しければいいんじゃないかというような、そんな気がします。
日曜夜は前の週と同じく新宿末廣亭へ。席を案内されるがまま、最前列に座ってしまった。最前列って、なんか「筋金入りの落語ファン」のための席のようで、座ってよいものかどうか緊張しますが。
やっぱり金馬じいちゃんが好きなのだった。金馬じいちゃんの噺は、私の記憶の限りでは最初トリで『品川心中』を聴いた(かなりの高齢の方なのに廓ばなしをやるってとこがカッコいい!!)。その次は『親子酒』を聴いた。これは2回聴いたな。その次が時間が空いて先週『試し酒』で、今回が『禁酒番屋』だ。たまたまなのか酒に縁がありますが、『禁酒番屋』は聴けてよかった。それにしても、前回も書きましたが、酒を呑むシーンが実にうまそうなのである。
そして寄席では漫才というのがあって、漫才が同じネタをやっているはずなのに1回目より2回目のほうが面白い、なんということがあるもので。漫才がめちゃくちゃ面白かった。
トリの権太楼師匠は、『佃祭』という噺を。私は初めて聴いたのですが、がんがん笑いに走るのではなく人情噺というやつで、これはこれでまた面白い、大満足なのであった。
 
月曜、祝日。池袋演芸場、夜の部。17時ちょっと前の前座さんからじっくり聴いてました。
久しぶりに見るロケット団がもうキレまくってて。
すげー、なんだこれは! このネタはさすがにテレビじゃ無理でしょう! というような客席が相当な盛り上がりをみせた、そのあとが中トリ、権太楼師匠。
 
寄席では根多帳というのがあって、前座さんが今日行われた噺を記録してゆくのです。基本的に、前の人がやった噺と似たような傾向の噺はやらないのが鉄則です。
・・・というような弁のあと、「さて何をやりましょうか・・迷ってます・・しばし休憩タイムで・・」という2、3秒後に無事噺に入っていった。
 
これがロケット団に全く負けず劣らずの爆笑の噺でした。
衝撃を受けましたね。本当に。
古典落語ですよ。何度も何度も聴いたことのある噺ですわ。
 
そんなんで「3日連続で落語を聴きに行った」の2日目の中トリまでしか書いてない訳ですが、続きは後ほど。