murakami Labo.

村上研究所

日々

6月、7月と舞台が続き、その後知り合いの演出の方から声をかけて頂いた撮影の仕事をやって、そうしてようやくひと段落。なのでいろいろ舞台やら何やらを観まくっている。以下にメモをば。
 
8月2日(火)
巣鴨の秘密基地(!)にて、志の輔師匠の落語会。志の輔師匠をみるのは久しぶり。パルコ以来か?
師匠は一席目が『皿屋敷』。前座さん、沖縄の噺家さん? の後が志の輔師匠で、マクラの話のテンポが早いのが気持ちいい。二席目『唐茄子屋政談』うーんこんなにいい噺だったのか。何度も聴いているはずで、次にどんなせりふが来るか分かってるはずなのに泣ける。唐茄子を売りはじめた若旦那が道の途中で出会う見知らぬおじさんのところが好きだ。
晩飯でステーキ屋さんに入ったら国産牛が販売中止になっていた。
 
8月3日(水)
前後の予定を考えていたらこの日しか行けないと思い、映画『大鹿村騒動記』。原田さんがスクリーンに映っている姿だけで泣いてしまう。大鹿村というところ、村だけでの歌舞伎があるということを初めて知る。歌舞伎のストーリーは映画の説明ぜりふだけでは分からず。やっぱりもう一回観たい。やってるかな。
 
8月4日(木)
鬼フェスで知り合った伊喜真理さんの出演されている朗読イベントを観に。
http://goodpopjapan.com/ondoku/

ツイッターでまだそんなに多い人数にフォローされてないときに、向こうの方から私を見つけてフォローして頂いたので、嬉しかったのです!
たまたま私の洗濯と洗濯の間の、いちばんたいした服がないときに向かってしまい、「さすがにこのシャツはまずいんじゃないか」というようなあれだったんで(色あせてたし)、こっそりユニクロでそれなりな安いTシャツを買って着てった。会場はけっこうおしゃれな雰囲気のバーみたいなとこだったので、会場に入って緊張しました。
劇がはじまってから気がついたのですが、去年の鬼フェスに出てた木村さんも出てた。
朗読のような芝居のような、選ばれた本も面白かったし、楽しめました!
「となり町戦争」が一番面白かった。
すごくしっかりした真面目な役者さんが多くて、欲をいえばもっと遊んで欲しいという気もしました。俺、1回くらい出てみたいです。

帰りの電車のなかで自分の胸元に「M」のシールが貼ったままになっているのに気がついて、あわてて剥がしたのですが、気づかれなかっただろうか。
 
8月5日(金)
『かもめ』の演出、奥村さんが利賀で『紙風船』をやるらしく、でも利賀までは行けないので稽古場を見学させて頂いた。
素晴らしい、面白い!!
自分が観たときが初めての通しだったようだ。
事前にメールで「まだ通してないので、良いところがあったら役者さんに言って褒めてあげてください。だめなところがあったら奥村にこっそり言ってください」というメッセージが。優しいなあ。